てぃーだブログ › 子や孫につなぐ平和のウムイ事業 › 沖縄戦体験収録 › 今まで語ることのなかったおじぃが孫に伝えてくれた

2012年08月22日

今まで語ることのなかったおじぃが孫に伝えてくれた


今日はメンバーである国仲のおじぃの家に沖縄戦体験収録に行ってきました。
おじぃとおばぁと孫の2人が聞き語り。写真は映像収録中の写真です。

今まで語ることのなかったおじぃが孫に伝えてくれた

沖縄戦の話を今まで政府の目を気にし語ることがなかったおじぃが
孫に語り継ごうと口を開いてくれた瞬間。

後世に残していきたい、二度と体験をしてほしくないとおじぃが伝えてくれた姿には感謝の気持ちで一杯です。

今まで語ることのなかったおじぃが孫に伝えてくれた

撮影中にはおじぃの涙も見られましたが、映像収録についておじぃが発してくれたのは、
「戦後67年がたつが何も変わっていない。戦争は二度と起こしてはいけない。
今まで戦争の話を子供にしてこなかった。伝える必要がある。」

あしあと黒孫の声
●国仲しゅん(沖縄市出身/ウムイ語り継ぎプロジェクト/琉大生)
ただの「沖縄戦体験者」ではなく、他でもない自分のおじいちゃんから沖縄戦のことを聞くことができて、おじいちゃんが生き抜いたことで、母親や自分、妹が生まれ、そしてその生命が自分たちの子や孫へと確実につながっていくのだと実感できました。今は純粋に「おじいちゃんの話を聞けて、そして向きあえて良かった」という思いです。
今度は俺がおじいちゃんの話を語り継いでいく番!おじいちゃんの証言を映像に残したことをどう利用していくかが次の自分の課題だと思う!

●国仲莉子(沖縄市出身/中学校1年生)
学校で沖縄戦の勉強や、平和学習でがまに行くこともした。
でも学校で習う沖縄戦よりも、おじぃの話を聞くほうが勉強になる。


あしあと黒今回映像収録に同席した若者チームの声
●平仲愛理(南風原町出身/ウムイ語り継ぎプロジェクト副代表/琉大生)
泣いても泣いても、泣ききれない。途切れることのない怒りを心の奥底へずーっと押し込めてきて、本当につらかったと思います。孫が聞くということは、そういうつらさから少しでも開放されてほしい、ということ。たくさんの人に拡がっていきますように!

ウムイプロジェクトでは、沖縄戦を後世に残していくため、
おじぃやおばぁと一緒に取り組んでいく子や孫の積極的な関わりを募集しています。

おじぃ伝えてくれてありがとう。今度は私たちの番ですね。





Posted by 子や孫につなぐ平和のウムイ事業 at 18:15│Comments(1)沖縄戦体験収録
この記事へのコメント
みなさんの取り組みが地道だけれども着実に結実するよう期待しています。

がんばって!!
Posted by てぃだぴ at 2012年08月23日 19:42
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。