2013年10月24日
八重山平和祈念館にて成果報告展
10月10日~20日まで八重山平和祈念館にて、成果報告展を行いました。
119名の方が来場してくださり、その中には証言者の方もいらしていました。
戦争当時のことを話してくださり、生き延びるために、
カタツムリ、バッタ、カエル、ハブ、セミなども
食べたそうでどれもおいしかったそうです。
また今事業で初めて戦争体験を語ってくださった証言者の方もいらしており、
私達に対しても涙ながらに語ってくださりました。
別の証言者の方は、戦争で家族をなくし、親戚に引き取られて育ったそうです。
その当時は親戚にたらい回しにされ、ご飯もろくにあたえられず、
毎日いじめられ大変苦労したそうです。
「血が繋がっているからって信じてちゃいけない」と話された
言葉が重く感じました。
血が繋がっている家族だとしても、戦争をまえにした環境、
社会では理解し合えないことがあると思うと、心が苦しくなりました。
沖縄戦で得た教訓、沖縄だからこそできることを次の世代に
伝えていかなければと感じた今回の展示会でした。
また着いて初日、職員の方がおもてなししてくださり
そんなことを予想していなかったので、驚きと嬉しさがいっぱいでした。
ご来場くださいました皆さま、職員のかたがたありがとうございました。
次の展示会は久米島にて、11月1日-7日まで行います。
お近くにいらした際は、是非お越し下さい。
Posted by 子や孫につなぐ平和のウムイ事業 at 11:56│Comments(0)
│八重山平和祈念館